それは付き合い始めて一ヶ月と少し経った頃に起こった。年に数回実施される対ソルジャーの人間ドックから帰ってきたザックスが、笑いながら尻を押さえているのを見て愕然とする。「医者ってすっげえよな。見ただけでわかんだぜ。」「アナルセックスは控えてくださいって言われた。」「もしかしてガバガバなんかねー。」デリカシーもへったくれもない話をするのはいつも通りだとして、真ん中の台詞がいただけなかった。
何故ならばセフィロスはまだ其方まで及んでいない。いや、及ぼうと何度か試みたのだが一生懸命咥えてくれるのを見ているだけで幸せいっぱい胸いっぱいアソコもはちきれんばかりにいっぱいいっぱいというかはちきれたけどっていやいやそうじゃない。処女じゃなかったのか。女か。女に仕込まれたのか。大人の女か。デリヘルか。ソープか。ソープなのか。本番ダメだろ。ていうかお前が入れられる本番はどうなの。え。むしろ彼氏!?元彼氏!!?軍内か!?軍内なのか!!?軍内に将来のお兄さんがいるのか!!?!?!??穴兄弟か!!?!?!?!
ものすごい勢いで歯ぎしりを始めたセフィロスの異変に気付いて嘘だ嘘だよ嘘だったらとザックスが彼の服を掴んで揺すったその後。
セフィロスはザックスの一番目になりました。