よし、ときメモについて語ろうか。 (2008/8/3)

わたしはときメモが好きです。
しかし知っている。
うわぁ…ときメモ…。と、侮蔑の目で日記を読む人間がいることを!!
だが俺は怒らないぜ。
何故なら、俺も昔はそっち側の人間だったからさ、おぜうさん。(ふっと微笑んで)

わたしがときメモに触れたのは清志さんに遅れること1年。
付き合っていた彼氏と別れ初めて迎えたGW。
特に予定もなく、どうしようと途方に暮れていたわたしの元に、清志がやってきました。
「新しい男がほしい。」
そうぼやくわたしに清志が取り出したのは

ときめきメモリアルGirl's Side

そのゲームだったのです。
まぁそこからが俺の転落人生の始まりだったわけだが。


実際にわたしがプレイする1年前に、清志さんは既に購入・プレイしていました。
清志さんがメールでは伝えきれないからとアナログで便箋3枚にびっしりときメモのレビューを送ってきたときの衝撃は忘れられない。
そしてわたしは手紙を読みながら「ああ、行ってはいけないところに行ってしまった…」と相方であり親友でもある清志に対し哀れみの感情を瞳に浮かべました。

そういうことがあり、実際にゲームを取り出されても「ええ…」と侮蔑の目で清志を見つめるわたし。
そんなわたしに「まあまあ英ちゃん、主人公の弟役の声優さんがジャコさん(犬夜叉に出てくる蛇骨というキャラ)と同じやからまあやってみんせ。」と勧める清志。
折笠さん…その魅惑の名前に引き込まれしぶしぶPS2に電源を入れました。
あまりに腰の重いわたしを見て、生き生きと率先して名前を入力する清志さん。

ってウォオオオオイ!!!俺の本名打ち込んでるよ!!!!!!!!!!!!

「え、何言よん。英ちゃん。ときメモの醍醐味は本名やけん。」
「いや、でも…」
「羞恥プレイで行こうぜ。」

そういうわけでEVSのこともよく知らないまま流されて本名でプレイすることになりました。
その後ときめきイベントで英吉が燃え尽きることになるのはプレイ済みの皆様には予想がつくことでしょう。


そんなこんなで始まったときめきメモリアル。
正直、OPを見ても「きもい…」としか思いませんでした。
何故なら英吉はアニメを見ないからです。
キャラデザもいいとは思えなかったのです。
高校生で金髪碧眼とかひく。葉月君の第一印象はそんな感じでした。

清志さんの指南によってまず葉月君を落としましょうということになり、一生懸命パラメータ上げに励みました。
ここではまだ英吉のゲームに対する嫌悪感は拭えていませんでした。
楽しくない。良さがわからない。
だが、着実に魔の手は英吉を蝕んでいました。

「……別に、かまわない。」

ぬあ!!!
清志さん!!デート誘うん成功した!!!!

再三断られた末のデート成功にうっかり喜んでしまった英吉。ニヤリ顔の清志。
喜んでしまった自分を恥じつつ、うぬぬ…とゲームを続ける英吉。

次第に英吉に不思議な感情が芽生えていました。
そしてあんなに無愛想でちっとも好感をもてなかった葉月君にも徐々に変化が現れます。
一緒に下校しようと誘ったときや、デートに誘ったときのリアクションが、少しずつ優しくなっていくではありませんか。
ど、どうしよう…結構好きかもしれない……。
この時点で英吉はもう既に始めには嫌悪していた世界に片足を突っ込んでいました。
そして!!!


「……コラ、英吉…

じゃれてないで、ちゃんとミルクもらえ…」



え、えええええーーーーーーーーー!!!!!!!!

そう、葉月君のときめきイベント。
それは同時に英吉のときめきイベントでもありました。

「○○(英吉本名下の名前)…」

顔を赤らめながらわたしの名前を呼ぶ葉月くん。
しかも囁くような緑川ボイス。

生まれて初めてのときめき。
英吉はそのときたしかに新しい恋をしました。
そしてこれからはずっと彼と永遠を歩いていこうと心の中で決めたのです。


いや、よくわかんない日記になってますけど、本当にこんな感じなんすよ。
よくわからない感情が芽生えるんですよときメモ。
色んな男がいても最終的に葉月くんと比べてしまうもの。(おかしい)
清志さんと恋愛を語れば結局は葉月くんみたいな彼氏がほしいで落ち着くんだもの。

例えばこれは先日地元の夏祭り、清志さんの家でビリヤードをしたときの写真ですが…



普通に写真を撮ればいいものをつい葉月くんとのビリヤードでライバルイベントスチルをうっかり再現しちゃったりNE☆(HAHAHA)
表情まで完璧に再現しているのに公開できないのが非常に残念です。

そんなこんなでね、
あれだけ気持ち悪い。戻って来れないライン。
オタク。キモイ。あれにハマらなければまだ一般的なオタク。
とわけのわからない線引きをしまくっていたわたし。
そんな俺を額がすりむけるまで土下座させてやりたい。
そういう気持ちで胸がいっぱいなわけですね。

今じゃときメモのない生活なんて考えられないものね。
そういえばア○ヤが先日ときメモ好きを番組で暴露してましたね。
英吉は思わぬ仲間発見にどきどきしました。
しかも葉月くんとの合成写真を作ってもらっているのを見て、ちょっぴり嫉妬しちゃったぜ。

まぁ、あれです、ときメモ興味ない人も、キモイと思ってる人もね、
とりあえず一度やってみろよ。
話はそれからだからね、うん。

ちなみにわたしの周りですと非ヲタの友人4人にやらせて全員嵌ってました。